茨城県潮来市、土蔵の宿 川辺の土蔵 島源 に宿泊されたお客様から、この古民家のエピソードが大変興味深いとの感想をいただきました!全文をご紹介させていただきます。
島源からのご挨拶(オーナーエピソード)
川辺の土蔵「島源」にお越しいただき、誠にありがとうございます。
この蔵は今からおよそ160年前(明治時代)に建てられました。昔は呉服商として江戸への流通の拠点となっていたようですが、私が小さい頃にはすでに「開かずの物置」となっており、近づくのも怖かったことを覚えています。
そんな「物置」を守るため、父がリフォームを決断したのが2009年。多くの古民家リノベーションを手掛ける、ある建築士さんの手によって、オール電化の素敵な蔵に生まれ変わり、National Geographic や Pen といった著名な雑誌にも取り上げていただきました。新しくなった蔵は、親戚やご近所さんの憩いの場として大活躍。父も週末は毎週のように、このお気に入りの蔵でご近所さんとお酒を酌み交わし、昔話に花を咲かせていたため、当時母屋で一人暮らしをしていた祖母も賑やかなひとときを過ごしていたことと思います。
時は流れ、「ぜひこの蔵をいろんな方に使っていただきたい」と、屋号「島源」の名のもとに古民家ゲストハウスとして皆様をお迎えできる運びとなりました。
昔ながらの日本が残るこのエリアで、ぜひ静かでゆっくりとしたひとときを楽しんでいただければ幸いです。 家主Photo (C) KOJI OMARU
オーナーエピソードにもある通り、ここ茨城県の牛堀の地は、江戸時代から交通の要所として栄えた場所。
また関東随一のパワースポットと言われる東国三社に囲まれた土地柄です。霞ヶ浦と江戸や太平洋をつなぐ、常陸利根川河口の牛堀は、東に鹿島神宮、南に香取神宮、南東に息栖神社(いきすじんじゃ)が位置することからもわかる通り、重要拠点としてたくさんの船が行き交う賑やかな場所でした。
鹿島神宮と香取神宮は、伊勢神宮と並び三大神宮と言われるように、素晴らしい神宮です。初詣にもぜひお越しください。利根川から江戸まで、関東水運の大動脈の中心として栄えた牛堀の当時の賑わいが、地図を眺めていると目に浮かぶようです。
今では静かな川辺を楽しむことができる川辺の土蔵 島源へ、四季折々の牛堀を楽しみに是非お越しください。<ご紹介した貸別荘>
潮来 川辺の土蔵 島源
住所:茨城県 潮来市牛堀
利用日数:1泊〜
最大定員:4名
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Tel:03-6379-7591
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