11月18日にNowhere but Hayamaにて、「記憶に残る旅の香り」と題したワークショップを開催しました。
10周年特別企画連続ワークショップ第3弾として行われたこちらのワークショップ。
講師にアロマセラピストのnook 辻田智美さんをお迎えし、参加者の皆さんはアロマテラピーの基礎知識を学び、旅をイメージしながら自分だけの香りづくりにチャレンジしました。
36種類の精油を嗅ぎ分ける
視覚や味覚と比べて普段意識することの少ない嗅覚。はじめに「におう」という感覚の仕組みについて知識を深め、嗅覚に意識を向けていきます。香りの正体は空気中に漂っている目に見えない分子なんだそう。鼻から取り込まれが分子が嗅覚受容体でとらえられ、信号に変換されて脳に送られることではじめてにおいとして知覚されます。湿度やホルモンバランスによっても知覚は変わってくるので、個人差があるのはもちろん、1日の中でも香りの感じ方は変わってきます。
今回のワークショップのために用意された精油はなんと36種類!香りを嗅ぎ分けながら、自分がどう感じるかを軸に香りを選んでいきます。
イメージを決めてブレンドする
ブレンドはベースからトップまでを5つに分けて、ワークシートを使って精油の選択と香りの組み立てをしていきます。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系からユーカリやシダーウッドなどの樹木系まで、精油によって濃度も香るスピードもさまざま。いろいろなグループを組み合わせることで、バランスの良い香りなるそうです。
辻田さんから「甘さを引き立てるために塩を振るように精油を使うこともある」というアドバイスもあり、香りの奥深さを実感します。皆さん迷いつつも、自分の好きな香りを大事にイメージする香りのブレンドを進めました。
世界に一つだけの香水のできあがり
そうしてできあがった香水は、どれも個性的でひとつとして同じものはありませんでした!
自分の「好き」という軸を大事に意識を集中させて香りを作った時間は、まさに自分と向き合う旅のようなリトリートの時間となりました。
Nowhere but Hayama
住所:神奈川県 三浦郡葉山町一色
最大定員:8名