【瀬戸内国際芸術祭2025】直島・犬島・豊島を巡り、アートを楽しむ2泊3日モデルコース!

『瀬戸内国際芸術祭2025』の春会期が、いよいよ 2025年4月18日から始まります!
世界中から注目される現代アートの祭典を楽しみに、直島をはじめとする瀬戸内の島々へお出かけの際には、ぜひ効率良いモデルコースを参考になさってください。

<目次>
1, 瀬戸内国際芸術祭2025 開催概要
・全会期 エリア
・春会期 スケジュールとエリア
・夏会期 スケジュールとエリア
・秋会期 スケジュールとエリア
・公式サイト

2, 直島・犬島・豊島を2泊3日で楽しむモデルコース
・初日 直島・家プロジェクト 合計 6カ所巡り
・2日目(前半) 犬島製錬所美術館へ
・2日目(後半) 豊島美術館へ
・3日目 直島・ベネッセハウスミュージアム、李禹煥美術館、地中美術館、時の回廊巡り

3, 旅のしおり(スケジュールと所要時間)

4, 瀬戸内国際芸術祭へのアクセス

 

1, 瀬戸内国際芸術祭2025 開催概要

三年に一度、瀬戸内の島々と沿岸部の全17エリアを舞台に開催される、国内屈指の現代アートの祭典が『瀬戸内国際芸術祭』です。

約100日間の会期は、春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、季節ごとに瀬戸内の魅力を体験できます。
期間中は約100万人の人々が国内外から訪れる、日本を代表する国際的な芸術祭です。今年は例年よりバージョンアップの期待大!!

・全会期 直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 / 高松港エリア / 宇野港エリア

・春会期 2025年4月18日(金)〜 5月25日(日)瀬戸大橋エリア

・夏会期 2025年8月1日(金)〜 8月31日(日)志度・津田エリア / 引田エリア

・秋会期 2025年10月3日(金)〜 11月9日(日)本島 / 高見島 / 粟島 / 伊吹島 / 宇多津エリア

公式サイトはこちら、インスタグラムはこちら

 

2, 直島・犬島・豊島を2泊3日で楽しむモデルコース

STAYCATION(ステイケーション)の支配人が、休暇と足と自腹を駆使した、直島・豊島・犬島の三つの島とアートを満喫する旅をご案内します!
これぞベストな、2泊3日モデルプランです。

<モデルコース概要>
初日 直島・家プロジェクト 合計 6カ所巡り
2日目(前半) 犬島製錬所美術館へ
2日目(後半) 豊島美術館へ
3日目 直島・ベネッセハウスミュージアム、李禹煥美術館、地中美術館、時の回廊巡り

 

初日 直島、家プロジェクト巡り

直島・本村地区において展開されているアートプロジェクト。地域に点在する家と現代アートの組合せです。


(角家:宮島達男)


(護王神社:杉本博司)


(碁会所:須田悦弘)
畳に散りばめられた椿の花。本物ではなく精巧な「木製」です。
そしてこの竹も、、なんと木製の作品です(だけど、竹ではない!!)


(石橋:千住博)

家プロジェクトはこのほかにも、ジェームス・タレルの作品が見られる『南寺』(超おすすめ!)、完全予約制かつ大人気で予約困難な 内藤礼の『きんざ』などがあります。

 

直島・家プロジェクト

所在地 香川県香川郡直島町本町地区(点在しています)
休館日 月曜日
開館時間 10:00〜16:00(変則時間あり)
公式サイト チケット情報などはこちら

 

2日目前半 フェリーで犬島・製錬所美術館へ

2日目も快晴!直島の宮浦港から、穏やかな瀬戸内海をフェリーで一時間ほどかけて、犬島に着きました。
小さな島なので、メインの美術館と家プロジェクトを含めても、頑張れば2時間ほどでぐるっと回れます。(島内散策は徒歩で1時間)


(犬島製錬所美術館:三分一博志・設計、柳幸典・作品)
犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館。内部は撮影禁止ですが、ぜひ現地で体験してほしいです。めちゃくちゃカッコイイ!!

 


海岸沿いに点在する作品たち。


(家プロジェクト F邸:名和晃平)
家の中に巨大なカリフラワーが・・・名和晃平による、有機的な生物のような作品。

犬島にも家プロジェクトのアートが点在しており、小一時間で歩いて見て回ることができます。海岸沿いのお散歩は気持ちいいですよ。
小さな犬島を一周して、次なる目的地・豊島へ!

 

犬島製錬所美術館

所在地 岡山県岡山市東区犬島327−4  Google map
開館時間 9:00〜16:30
開館日 シーズンごとに開館日が変わりますので、公式サイトをご確認ください

 

犬島・家プロジェクト

所在地 岡山県岡山市東区犬島(点在しています)
アクセス 犬島への航路は、直島から豊島を経由する航路と、岡山の宝伝港からの航路、2通りあります
公式サイト 開館日やチケット情報などはこちら

 

2日目後半 フェリーを乗り継ぎ、豊島美術館へ

豊島の美術館は犬島と異なり、港から5kmほどの距離にあります。町営バスもありますが本数が少なく、帰りのフェリーまでの時間も限られているので、レンタサイクルを借りました。


(豊島美術館:西沢立衛・設計、内藤礼・作品)
柱が一本もない、巨大で有機的なコンクリートのシェルに、内藤礼のひそやかな作品が渾然一体となった美術館。ここも中は撮影禁止。
内部は風と水の音がわずかに聴こえてきます。足元には小さな泉が現れては消える、素晴らしい作品です。

帰路につき、フェリー最終便まであと一時間、残り4kmの道のりで私の自転車がパンク!
連れ(夫)が振り向いたところ、そこにはタイヤとともに大炎上している私が・・・幸いレンタサイクル屋さんが軽トラで迎えに来てくれました。

 

豊島美術館

所在地 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607 Google map
開館時間 10:00〜16:00(変則時間あり)
開館日 シーズンごとに変わりますので、公式サイトをご確認ください

 

3日目 直島のメイン美術館巡り

3日目も快晴!日頃の行いの賜物ですね〜(笑)
本日巡るベネッセの美術館は、広大な敷地ながら車で乗り入れられないので、レンタサイクルかシャトルバスで巡ります。朝の散歩からスタート。


(南瓜:草間彌生)
台風で流された過去をもつ南瓜!日本で一番有名かつ、人を笑顔にする南瓜です。


(ベネッセハウス・ミュージアム)
直島で最初に作られた、建築家・安藤忠雄による美術館。日本における現代アート人気を一気に高めた存在です。よく見るとコンクリートから生えている小さな雑草・・・須田悦弘による、本物と見紛うほど精緻な「木製」植物です。


(李禹煥美術館)
韓国の現代アーティスト・李禹煥(リー・ウファン)は世界的に活躍する「もの派」を代表する作家。石や鉄を使ったダイナミックな作品は、めちゃくちゃカッコイイ!


(ヴァレーギャラリー:草間彌生)


(黄色と黒のボート:ジェニファー・バートレット)
これをモチーフにした絵がベネッセハウスミュージアムにあり、現物は注意してみないとわからない崖の下の場所に、ポツンと置かれています。なんて贅沢なんでしょう。。


(杉本博司ギャラリー 時の回廊)
ガラスの茶室を始め、初期から現在までの杉本博司の作品が展示されています。


(地中美術館:安藤忠雄・設計)
モネの睡蓮、ジェームス・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が恒久展示されている美術館。中は撮影禁止ですが、建築もアートもすごい迫力です。何回来ても感動する美術館、ぜひ現地で体験してください!


(直島からのぞむ大槌島)

三日間かけて直島・犬島・豊島でたっぷりとアートを感じて、本当に贅沢な素晴らしい時間でした。また数年後に来られますように!

 

ベネッセハウスミュージアム

所在地 香川県香川郡直島町琴弾地 Google map
休館日 なし(年中無休)
開館時間 9:00〜21:00
公式サイト

 

李禹煥美術館

所在地 香川県香川郡直島町琴弾地 Google map
開館日 年中無休
開館時間 10:00〜17:00
公式サイト

 

杉本博司ギャラリー 時の回廊

所在地 香川県香川郡直島町 積浦3418 Google map
休館日 なし(年中無休)
開館時間 11:00〜15:00
公式サイト

 

地中美術館

所在地 香川県香川郡直島町3449−1 Google map
休館日 月曜日
開館時間 10:00〜17:00
公式サイト

 

3, 旅のしおり(スケジュールと所要時間)

1日目
07:45 羽田空港発、岡山空港へ(レンタカー)
10:30 倉敷美観地区の街歩き
14:25 岡山 宇野港発、直島 宮浦港へ
15:00 直島の家プロジェクト 計6カ所巡り
17:00 お宿着

2日目
08:30 朝食後、直島 宮浦港をお散歩
09:20 宮浦港発フェリー、犬島へ
10:15 犬島製錬所美術館(要予約)
11:00 犬島の家プロジェクト、くらしの植物園
(犬島を1時間かけてぐるっと一周)
13:10 犬島発フェリー、豊島 家浦港にてレンタサイクル
14:05 豊島美術館(要予約)
16:12 豊島 家浦港発、直島へ
17:00 お宿着

3日目
9:00 お宿チェックアウト、直島巡り 南瓜
9:25 つつじ荘発 ベネッセシャトルバス
9:30 ベネッセハウスミュージアム
10:45 李禹煥美術館 & ヴァレーギャラリー
11:30 時の回廊(要予約)
12:30 シーサイドギャラリー
13:30 地中美術館(要予約)
14:40 ベネッセシャトルバス
15:10 直島最後のお散歩
16:02 直島 宮浦港からフェリー、岡山 宇野港へ
18:00 岡山空港でレンタカー返却
19:50 岡山空港発、羽田空港へ

 

4, 瀬戸内国際芸術祭へのアクセス

本土側は宇野港(岡山県)、四国側では瀬戸内国際芸術祭のマザーポート・高松港(香川県)が玄関口です。
そこから各島へフェリーで渡ってください。小豆島は、本土・四国・瀬戸内の島々を結ぶ中継地です。

カーフェリーもありますが、瀬戸内国際芸術祭の会期中は混雑を避けるため、本土エリアと小豆島以外への車の乗り入れはできません。
島には便利なシャトルバスやレンタサイクルが充実しており、車なしでも大丈夫です。

岡山・宇野港フェリー乗り場 Googleマップ
香川・高松港フェリー乗り場 Googleマップ
小豆島フェリー乗り場 Googleマップ

公式アプリから、瀬戸内国際芸術祭・会期中に利用できるフェリー6航路限定の3日間乗り放題乗船券、バスの1日乗り放題乗車券の販売もあります。
くわしくはこちら

 


宿泊予約サイト:STAYCATION(ステイケーション)

<予約・お問合せ>
STAYCATIONコンタクトデスク
Tel:03-6379-7591
Email:stay_contact@staycation.jp

<別荘運用をお考えのオーナー様へ>
STAYCATION 別荘オーナー募集のお問合せ先
Tel:03-6379-7591

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