いろんな意味で新しい、STAYCATIONの今年のニューフェイスは
北海道(積丹半島)のニシン漁に使われていた「番屋吉田」です。
男らしいネーミングですよね、、、支配人も気に入っております。
これまでSTAYCATIONは、キラキラした南の海の別荘だったり、
渋さの中にセンスが光る古民家といった
ま、一言でいうと素敵なリゾートハウスをラインナップしてきました。
そんなある日、セピア色の写真とともに届いた一通の手紙(実話です)
・番屋
・にしん
・積丹半島 の骨太なキーワードが。
スタッフがざわざわしている中、支配人の脳裏をよぎったのは、司馬遼太郎「菜の花の沖」
・・・の表紙のフンドシ姿
*かっこいい!
主人公は高田屋嘉兵衛、淡路島の貧民から裸一貫で廻船問屋を興した、江戸時代後期の大商人です。
函館を開拓し、択捉・国後など(後の)北方領土への航路をロシアより先に開き
さらに後年ロシア船に拿捕されるも、日露交渉に尽力したカッコイイお方です。
なお北海道で獲れたニシンを各地の商品作物と換えて、交易しながら堺まで運ぶのが廻船問屋なんですよね。
江戸の商品経済を発展させた存在です。
もっともこちらの番屋が現役だったのは、もっとずっと後の時代(おそらく昭和の初期〜半ば頃まで)ですが、そんな歴史のあるニシン漁、ロマンがあるじゃないですか!
というわけで私は密かに興奮しました。
もっとニシン漁について調べてみよう!と一人、だんだん違う方向へ。。。
この調査は途中で挫折するのですが、次回へ続く。
調査旅行(?)では、北海道の雲丹&イクラ丼をチョイス
*宝石箱や〜